LDKの床は杉の無垢材30mm、天井はシナ合板にリボスでクリア塗装
ゆったりとした山並みを眺めるウッドデッキ。設計士がセルフビルドで製作。
遊びに行った時の風景。風が床面を流れるので気持ちが良い。
コーナー窓の上部はFIXガラス。杉で開口部は製作。
下はナラ材の無双窓。無双窓の奥には引違の樹脂サッシがあり風を抜くことができる。
曇りの日の風景。すっきりとした開口部によって穏やかな時間が流れる。
朝のひかり。柔らかく室内に拡散する静かな時間。
奥様専用のスタディスペース。棚はシナで小口にタモ。カーテンはミナペルホネン。
暮らし始めた時の雰囲気。椅子はまちのシューレで買った北欧ヴィンテージ。
ラワン合板の本棚。小口にタモ。上部には屋根裏収納の扉がある。
照明はリネン。素朴な素材の空間によく合う。
スイッチは神保電器のシンプルなもの。建具の取っ手はタモ。
キッチンの背面収納は無印。キッチンはシナ合板。天板はシゲル工業のステンレス。
釉薬のかかった陶器のタイル。磁器に比べ色むらがでて質感がある。
ダイニング側を見る。天井が高いので伸びやかな空間。
キッチンは対面式。料理をすぐだせて片付けも楽なので家事が便利。
ダイニングの横に本棚。お気に入りの本を並べてゆったりとした時間を過ごせる。
寝室の壁の一部は桧の羽目板。寝る時にいい香りがする。
取っ手など手の触れるところには木などを使い暖かみを感じさせる。
洗面所は明るい部屋に。理科の実験用シンクはゆったりと使用できる。
洗面所の横はサンルーム。風の強い地域なので室内干しとしている。
夫婦共用のWIC。左は棚。右はハンガーパイプで服を吊るせる。
カーテンは無印の麻。杉など自然素材とよく合う。
玄関扉はピーラー。表札は余ったタモ材で手彫り。
晴れた日の風景。平屋のこじんまりとした建物が風景に馴染む。
雪の日の風景。シンプルな切妻屋根は自然環境とうまくつきあうことができる。

敷地は吉野川の上流。三好市池田にある。

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徳島市内から車で向かうと徐々に川幅は狭

まり、南北を山脈に挟まれた自然豊かな土

地になっていく。

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山の中腹に位置する高台の敷地からは前方

を遮るものがなく穏やかでゆっくりとした

風景を眺めることができる。

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内部は壁の白を基調に杉の木枠、杉のフロ

ーリング、天井はシナ合板、家具はシナと

ラワンを使い、天板や小口はタモとしてい

る。コストを抑えつつ雰囲気を保つためキ

ッチン背面収納やダイニングセットは無印

良品のオーク材でそろえている。

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全体的な素材は安価なものを用いているの

でカーテンはミナペルホネンや麻織の布を、

取っ手はタモや真鍮など全体の質感をあげ

てくれるものを取り入れながら雰囲気をつ

くっている。

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この家でクライアントが暮らしていくにあ

たりのんびりとした時間を過ごせるよう納

まりは素直であることを優先し、緊張感が

出ないよう配慮している。

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内部への配慮もそうだが家の建つ環境に素

直にできているかがなにより重要である。

美しい景色をそのまま取り込むだけでこの

家は成り立つ。そんなことを考えながらこ

の小さな平屋の家ができあがった気がする。

徳島の家_blog