南あわじの家
house in minamiawaji

平屋の小さな家です。

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若いご夫婦に最初依頼をいただいた時は敷地にもともと建っていた古民家の改修でした。まだその

建物は改修をし手を入れていくと十分に使用できるものではありましたが、屋根の瓦を葺き替え、

耐震補強をし、断熱を入れ替えて等、現代の性能に合わせていくと新築をした方がこれから住み続

ける上でメリットがあることから新築へと設計の方針が変わりました。

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アメリカ西海岸の雰囲気が好きということもあり、そういった雰囲気のある要素をちりばめてはい

ます。アイアンの棚や色のついた建具、サブウェイタイルやアメリカンスイッチなど各所に好みの

ものを使用することでかわいらしい家の雰囲気になっています。

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ただし、すべてをかたちから取り入れてしまうとこの場所に建っていることが不自然になってしま

うので、屋根のかたち、勾配、建物の配置などはこの敷地にもともとあった大きな桜の木との関係

性を考えて決定をしています。

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そして、リビングの窓から桜の木につながるように大きなウッドデッキをつくる予定にしています。

3m×4mある大きなウッドデッキが外にあることで、平屋の暮らしは外部へと自然とでていきます。

バーベキューをしたり、プールをだして遊んだり、桜の花が咲く春には花見をしたり、室内の延長

として使われる外部の部屋があることで、小さな家ですが伸び伸びと暮らせる、そんな家になって

くれたらなと思っています。

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image & text
床はオークの無垢材。

朝鮮張りという特徴のある張り方で場所性をつくっています

登り梁とすることですっきりとした吹き抜けの空間としています

外観は小さいですが、内部は想像以上に拡がりを感じる空間です。

LDKの壁には米栂の小幅板を張っています

無垢の木の質感あふれる空間になっています。

キッチンは質感のあるサブウェイタイルを貼っています。

アイアンの棚などクライアントの好みを取り入れています。

寝室は珪藻土をセルフビルドで塗っています。

穏やかな質感のある静謐な空間。

家の中に質感があるということを大切にしています。

玄関はコンクリート平板という外構用の材料です。

こちらはざらざらとした質感のタイルです。

白い壁だけでなく多様な要素を持たせています。

スイッチはアメリカ式。

こうした備品も特徴的なものを選び使う楽しみを持たせています。

夜の風景。

温かみのある照明で穏やかな時間が流れるよう配慮しています。

リビングから外部に大きな窓でつながります。

これからセルフビルドでウッドデッキをつくる予定です。

白がベースの空間に木の温もりが感じられるよう

バランスを取りながら各要素を配置しています。

ウッドデッキができました。玄関の前もウッドデッキとし気軽に

人が入ってこれるような場所としています。気軽で伸び伸びした

自然体で暮らせる、のんびりとした平屋になっています。

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