オフィスの改装
reform of the office

セルフビルドで工事をしたとある編集社のオフィスです。

.

予算を伺って工事にいくらかかるか計算してみると、材料費でほぼ無くなってしまうことが分かった

ので自分達でしようということに。

.

以前は一部屋で作業するところと打合せするところが混ざっていたので性格の違う場所を分けることに。

具体的には部屋の真ん中に天井までいかない壁を立て床の仕上げも裏方は杉の足場板、表方はモルタル

とし打合せスペースがより外に近い雰囲気になるようしています。

.

収納はカラーボックスが最も安かったのでパソコンデスクの上に並べて取り付けることで既製品らしさ

が出ないよう。パソコンデスクは合板でつくり小口にタモの薄板をはって安っぽさがでないよう。また、

既存サッシの内側に米松下地材と中空ポリカでサッシを組むことにより安価なものを使ってはいるが材

料の持つ価格以上の価値を持った見え方になるよう配慮しています。

.

また、パソコンデスクの壁にはヤフオクで買ったタモやナラの半端材を貼り付けたり、材料をいかに安

く手に入れ雰囲気を出していけるか検討しながら仕事を進めていきました。ローコストだからといって

ビニルクロスでは味気ないので壁と天井は珪藻土をみんなでコツコツと塗って仕上げています。

.

セルフビルドなので、「まあ、味やね」ですませながらつくってはいきましたが、きちんとした自然素

材を使っているのでできたオフィスはやわらかい空気が流れ、ちょっとした落ち着く喫茶店のような場

所になってよかったかなと思います。

image & text
改装前のオフィス。

作業スペースと打合せテーブルが同じところにある。

模型作成中。

スケールの検討に役立ちます。

模型が完成。

植物や本や家具もいれて雰囲気が分かるようしています。

工事がはじまりました。

床に杉足場板を張ったところ。

既設サッシの前に木製建具を組んだところ。

枠は米松の下地材で腰板はアガチス

珪藻土の下塗り中。

コテで塗るとムラができます

続いて上塗り。

自然素材を使うと体感がよくなります

天井にダクトレールがつきました。

照明は蛍光灯からスポットライトに変更

天井も珪藻土塗です。

線が少なくなり落ち着いた雰囲気になりました

カラーボックスを13個机の上につけました。

見え方が変わるのできれいな棚に見えます

収納量も十分増えました。

机は合板でつくっています。

間仕切りがあってちょっと自習室風

杉足場板を塗装。

モルタルもうって空間にメリハリができました

ここから完成写真です。

モルタルの部分に植物が置かれ外部のような雰囲気に

モルタルは目地が自然と割れる感じに。

足場板と違うグリッドでぶつかります

間仕切りの壁は下塗りで止めて荒い表情に。

光を受け止めるので飾れるスペースに

この壁の裏にコピー機やミニキッチンなどが隠れています。

奥もカラーボックスで棚をつくってます。

白さを基調にして光がまわるようにしています

テーブルの前にはヤフオクで買ったタモ材などを貼ってます。

手作りのオフィスですが、自然素材を使い居心地よく過ごせるよう配慮しました

→ next 暮らしの風景 
morimoto_architect