「 木 の 表 札 」

現場で余ったオークの木を表札に使っています。

捨てられるものでも使い方次第で生き生きとします。

「 木 の 物 干 し 受 け 」

こちらも端材のメラピ。

既製品を買うとお金がかかりますが設計士が

つくるとサービスでできるのがいいところです。

「 木 の ト イ レ ッ ト ホ ル ダ ー 」

こちらは既製品。

価格は2500円くらい。

探せばいろいろと安くていいものはあります。

「 木 の 引 手 」

まだまだ木がつづきます。

手の触れるところはできれば木がよいです。

温かみがある素材を使っています。

「 堀 商 店 の レ バ ー ハ ン ド ル 」

手の触るところはなるべくお金をかけています。

堀商店の金物は使ってみるとその良さがわかります。

素材も真鍮は時間の経過で美しくなっていくのでよいです。

「 真 鍮 の つ ま み 」

室内も真鍮を使うことが多いです。

無印良品の収納に取りつけると

オークの突板も少し見え方が違ってきます。

「 プ ラ ス チ ッ ク 」

自然素材ですべてすることもよいですが

スイッチプレートや浴室の扉は違うこともあります。

素材は違えどかたちがかわいいと愛らしいです。

「 陶 器 の タ イ ル 」

釉薬の色むらのあるタイルをよく使います。

均質なものより温もりを感じる部分があるような

表情の奥に土を感じるところがよいと思います。

「 シ ナ 合 板 ク リ ア 塗 装 」

素材の持つ奥行は大切です。

シナ合板にクリア塗装をすると濡れ色になります。

雨上がりの森が美しいように自然の表情を大事にしています。

「 ミ ナ ペ ル ホ ネ ン の カ ー テ ン 」

写真に撮って美しい空間よりも空気感が美しい方がよいです。

ミナの布は外に出かけたくなる心がうきうきするような

雰囲気をもっているのでその空気感を少し借りています。

「 紙 」

なるべく光をやわらかく通したい。

ロールスクリーンも手軽でいいですが、閉じた時に

光を蓄えるような紙のような素材はよいと思います。

「 ガ ラ ス 」

ガラスは不思議な素材です。

向こうが見えるけれど行くことはできない。

溶けて固まるその質感は他の素材を引き立てて

くれるので窓だけでなく照明とかにも使っています。

「 光 」

ガラスは実体があるが光はありません。

実体はないが光があたることでものが浮かび上がる。

そんな特性をいかして納まりを考えると

壁が詩的な雰囲気を持つことがあります。

「 溜 り 」

溜りのある場所はよいです。

そんな溜りのある場所の代表がニッチで

ものの居場所をつくってあげると

家がおおらかな雰囲気をもつように思います。

「 無 垢 の 木 」

おおらかさは暮らす上で大切です。

これから育てていくものもありますが、

こうした木の表情は育ってきたものです。

そしてまたかたちを変えて暮らしの中で育っていきます。

「 や わ ら か な 緊 張 感 」

相反する言葉のように思えます。

劇的な空間を求めてるわけではないので

弱い要素を重ねながら豊かな場所になるよう考えています。

雑木林に入るとひとつひとつの植物は分かりません。

けれどもその多様性はなんだか居心地がよいなと思います。

「 暮 ら し の 風 景 」

家の中には暮らしの風景がひそんでいます。

あえて気づくようなものでないように

小さく寄り添ってくれるように考えながら

設計をしていけたらなと思っています。

→ next 徳島の家 
morimoto_architect