新築もやってます

仕事の比重としてリフォームが多い昨今ですが、一応新築もはじまります。大きな木に見守られた素敵な土地です。
4月からの法改正で各所が混乱してるようですが、そもそも設計事務所の建ててる家って耐震、断熱、ふつうにきちんとしてるので特に法改正の前後で内容が大幅に変わることがないです。この家も長期優良なので耐震等級3ですし、安心して住んでもらえるかなあと。(断熱はZEH基準からG1の間程度で数値あげきってないですが、日射取得やコストバランスで床暖房が入ってるのでこれくらいの数値にしてます。)
なかなかコスト面で新築よりもリフォームの方がよいなあというケースが増えてきて、リフォームだと全部がピカピカというわけではないこともあり現場でわちゃわちゃできるということもあって自分自身もリフォーム推し?ということもありますが、新築には新築の良さがあるなあとは思います。
新築とリフォームの違いだと一番は新築は書いてる図面の枚数がリフォームの4倍くらいにはなるので、どうしたいかの精度の上げ方が図面上で見切れるという点はあるかもしれません。図面を詰めてくので1か月くらいはかかりますしねえ・・・現場出ながらだと図面への集中力が持続せず難しいという・・・
リフォームだとできるだけ既存の空気感を尊重したりもするので現場に出てその空気感を感じながら答えを探していきますが、新築は自分が図面上で一度つくって想像したものから推敲を重ねていくので、重なってく設計の密度や使う技術が変わってくるなあとは感じます。その密度の違いがおもしろくてパースを見ててもいい家だなあという感覚は新築の方が強くはなります。
とは言いつつ、この家は古い建具なども結構使うし、左官のトーンなどもいつもと違った感じで古いものが馴染む風合いになるかと思いますが、リフォームで培ったいろいろが有効に効いてくるだろうなあとは思ってます。LDからアクセスできる土間空間もとってもよいし、また左官と壁の厚みがもたらす室内の落ち着きというか、とってもよい空間になる予感・・・
造成がなかなか終わらずで着工が伸びに伸びましたが、その間に私のできることもだいぶ増えてきたので結果オーライでよりいいもので渡せそうだなと思ってます。
お客さんもとっても素敵な方ですしねえ。やはり家は人となりが出るのでこーんな素敵な家になったなあと自分もできたときに思うだろうなあ。
現場でだいぶ働く設計士スタイルになってしまったのでなかなか新築をする余力って無くなってしまってますが、1年に1軒くらい、たまーにとっても素敵なお客さんと一緒に名作ができたらなあとは思いますねえ。