目指してるところ
大学の時の先生と久々話をして思ったこと。
私の本流にある感覚としてはモダニズムの世界観は好きなのでその影響が残ってはいるけど・・・居心地のよさをつくるためにいかにその感覚を消せるか、または弱めることができるかを考えて仕事してるんだろうなあと。
うつわが好きだったり、料理が好きだったり、北欧の空気感が好きだったり、結局身の回りで手が届くものへの興味が強いので大きい世界観への信頼感って薄くて、つくるものもどうしても日常の延長のものでしかないですがそこの近さを突き詰めることでしか自分の姿が見えてこないのかなあとは思ったりします。
また自分自身がおしゃれでかっこいい人間ではないのでインスタ映えしてという空間も恥ずかしさがあるというか・・・。できるだけ自然体でいれるような感覚は大事にしたいなあとも・・・。
そうした感覚を分かってくれて仕事を依頼してくれて、いい仕事がひとつひとつできてるのかなあと思います。家づくりをする時にいろんな共感の受け皿としていろんなタイプの設計士がいたらよいのかなあと感じるので、この何気ない道ですが淡々と自分のできることと人としてどう生きたいかの感覚は無くさないように、この道を歩いていきたいもんですねえ。