アンティークドア

西宮のリフォームは建具にアンティークドアを使う予定です。単体で価格を見ると結構するようにも感じますが、こうしたガラス框戸を建具屋さんに製作品でつくってもらうことを考えるとだいぶ安いという・・・後はこうした質感が好きかどうかになりますが住み手は古い家具なども持っているので気に入ってくれてます。

届くまでガラスの雰囲気がどうかな・・・でしたが、黄色いガラスの部分が真珠会館で見た幻のガラス、露玉っぽい雰囲気。こうしたものすごく貴重なガラスがさらっと嵌ってるのもアンティークドアの特徴ですが、今回のこの建具はデザインもとてもいいですしコテコテした感じも強くないのでどういった雰囲気で納まるのかとても楽しみ。

古いものなので割れや欠けってもちろんありますし寸法も安定してない不完全なものです。なんでもピカピカ、正確なものがよいとされる世の中でこうしたものを使うイメージってなかなか湧かないかと思いますが、こうしてどこかで使われてたものが大事にされて残っていてそうした空気感を持ったものが家にあるという出来事を大切にしたいなと思いますし、ゆらぎがあるものだからこそ蓄積していってくれる空気感があるのかなと思ったりするもんですねえ。