小さな書斎のコーナー窓

工務店のモデルハウスには小さな書斎があります。

一番北側の部屋ですが外に小さな庭があり、その庭に対してL字のコーナー窓で視線を抜いています。

工務店の社長さんに窓の高さってどう決めてますか?と聞かれましたが、私の場合は動いてる時、止まってる時で変化があるように考えてるかもしれません。こうした窓も立ってる時に視線が遠くに抜ける高さにしてしまうと向こうに何があるか分かるので座った時に変化がないです。この場所で椅子に座った時にぐっと視線が広がるときっと気持ちいいだろうなあと・・・そうした感覚で決めてます。

住宅作家さんは窓がみなさんうまいなあと思いますが、実際体験して、ああ、この窓はこうした考えがあってのことでしてたのか・・・という蓄積が今に生きてるのかもしれませんねえ。