とある雑誌の取材
雑誌の取材があるので遊びにやってきました。
ほんとにいい空気感・・・いつもは私はDIY?でなにかと忙しくしてるので、今日はのんびりソファに座ってみたりお客さんが普段暮らしてる感じや家に流れる時間を体験してみましたが居心地がほんとによかったです。
家って機能が満たされてたら豊かな暮らしができるというものでもなくて、そこにある質感とか、空気感とか、それは設計の細かな技術や腕のいい職人たちにしかつくりだせないよなあとこの雰囲気をみるとしみじみ思います。
例えば光熱費を安くするために選択できるものって勉強すればお施主さんでもわかるかとは思いますが、北欧や様々ないい建築を見たり居心地の良いお店やカフェに行ったり、そこで感じた感性をしっかりと設計や暮らしに結びつけるのって経験がないとできないことです。お客さんは仕事を頼む前にブログとか読んでくれて北欧にきちんと行ってるし実作は北欧っぽさないけど向こうの感性をきちんと理解した子かなと思って興味を持ってくれたようですが、そうした感覚で仕事を頼んできてくれると人の内面をきちんと見て話をしてきてくれてる人だなとこちらもわかるので嬉しいもんです。
家って買うものではなくつくるものなので、きちんとお互いの内側に持ってる感性を理解して家ができていくと素敵になるということが少しでも伝わったらいいなあと。暮らしの空気感って伝えるのがほんと難しい・・・ですが、とても素敵な写真を撮られてたのでそうした家づくりにとって大切なことが多くの人に伝わったらいいなあと思います。