順調に解体
西宮のリフォームは解体が順調に進んでます。
現地調査で床下をのぞいた時にちょっと湿気を感じたので白アリ大丈夫かな・・・と思ってましたが柱の表面を2カ所やられてる程度でほっと一安心。剥がした後に防蟻処理をするのでリフォーム後も大丈夫かと思います。
昔の和室仕事だと柱のところに鴨居をつけたりするのに柱をかなり削るのでその方が断面欠損してるよな・・・と思ったりしますが、柱や梁もそうですが、ここは力がかかっていて危ないなというところ、例えば下の写真のように同じ寸法で梁を受けてるようなところは力のかかり方よろしくないので下に梁を足して補強したりします。
解体が進むにつれそうした機能的なところでよくしていく点がでてきますがそれとは違った視点で、壁が無くなることで視線が思わぬほうに抜けたり、予期してなかった動線の良さに気づいたり居心地をよくするために気づくことも多かったりしてその都度できることを工務店と話しながらお客さんにも確認いただいて家がよくなっていきます。
あけてみないと分からないことってリフォームでは多いですが、きちんと起こってることを考えて検討してあげるといい方向に進んでいくものなので、考えること多いですがおもしろいですねえ。