大きな木のある敷地

とある新築の計画地ですが、隣地に大きな大きな木があります。

木があるといいなあと思うタイプなので、一級建築士の製図試験で敷地内に大きな木を植えるという条件を勝手に足して練習していました。大きな木があることで点が高くなるわけでもないのでプランをつくるのも少し難しくなるわけですが、製図試験という事務的な作業の中にも木があるといいよねという感覚を入れたかったので謎の挑戦をし続け、本番当日も大きな木を描けてなんだかひとり満足するという・・・

この前、東灘のお客さんの家で窓の外に広がる森の緑を見ながら世の中にはこういうものに価値を見出さない人もいるだろうし物件の価格にそういった部分も反映はされないよねえという話をしてましたが、自分なら土地を買ってこんな素晴らしい風景が広がってるならものすごく得したなあと思うだろうなあ。

敷地が造成がまだ終わらないのでなかなか着工できずですが、よき風景があると設計の質もグッとあがるのでとても手ごたえのある設計ができた家になってます。いい佇まいで家ができる予定なので待ち遠しいですねえ。