ウッドロングエコ

点検で久々に来ましたが外壁のウッドロングエコがとてもいい風合いに、塗った時もとてもきれいでしたが経年変化がとてもおもしろい。
雨の日なのでまた色の雰囲気は違って見えてるかとは思いますが、濃い色が落ち着いて「木の家!」という感じがすごいです。
住宅地にある家ですが、周りはサイディングの家ばかりなので一際風情があって板張りの家っていいなあとしみじみ思います。

下は朝来で塗った時の写真ですが、塗ってすぐ変色してる様子が分かるかと思います。(左の素地から右の薄いグレーにまずなります)
この薄いグレーの感じも品があっていいですが、ここから時間が経つと色が濃くなって張ると一番下の写真のような雰囲気になります。
で、また1年以上経つと今度は上のような雰囲気になりますが、またここから時間が経って色がグレーや茶色に変わってくるので自然素材の家に住んでるなあという感覚になる塗料です。(ウッドロングエコ 経年変化 など検索してもらえるといろいろ出てきますが方角や条件によって経年変化はいろいろ変わるのでなかなかこの色と説明しにくいですが・・・まあ自然な変化がいろいろあっておもしろいと感じれる人にはおすすめです)

色変わったりするの嫌なんですけど・・・だとオスモなど耐久性の高い塗料の濃い色をべたっと塗ってメンテナンスで3~5年に1度くらい塗らないと維持できませんがお金がかかりすぎるので、こうした時間の経過を楽しめる方がよいかなと思ってます。ウッドロングエコ自体も安いですし基本塗りっぱなしなのでお財布にも優しい。

ちなみに杉板は15mmを使うようにしています。だいたい12mm、さらに薄く10mmといった板を張る方が一般的ですが、たかが何ミリかの違いですが反りや耐久性の点でこの違いは大きいです。またくぎ打ちは前からステンレスの釘で打ってます。釘を隠す場合もありますが反りだすと交換しないといけないのでしっかりと板は止めといた方が無難です。塗料の耐久性を気にする方もいますが、建築は下地が大事ではあるので板の材料や板の張り方に何を使うかもどういう時間軸で仕事してるかによって変わるかなとは思います。(軒ゼロに見えますが破風の奥で板を差し込んでるのでそういった納まりも無理はしないようしています。)

ちなみに余談ですが、点検に行ってお施主さんと話してたら電気代が冬で3000円代でなんか間違ってます?とのことでした。断熱は現場で気になるとこは自分で直したりしてますが、大工さんもきれいにいれてくれてたし角の隙間が出やすいとこの処理頑張ったので効いてるのかなあ・・・この家、コンパクトでとても住みやすい結構気に入ってる間取りの家なんですが、小さい家で素朴な風合いでエネルギーも少なく住めるのっていいもんだなあと思いますねえ。